運命をひらく生き方ノート(約三十年、稲盛和夫氏のもとで学んだこと)

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稲盛和夫氏の言葉を書き留めた 60冊の秘蔵ノートを公開

京セラ時代には稲盛和夫氏の秘書として、
JALが経営危機に陥った際には
共に第一線で再建に当たるなど、
約30年を稲盛氏の側近として仕えた
大田嘉仁氏。
稀代の名経営者が折々に発した言葉や教え、
自らの気づきなどを、
著者は自前のノートに書き留めていました。
その数、実に60冊。

ある時は昼食のうどんを啜りながら、
ある時は幹部との会話の中で、
またある時は会議の進行がうまくできず
助言を求めた時に、稲盛氏がどのように答え、
社員を鼓舞し、組織を発展させてきたかが、
その時本人の発した“生”の言葉で
綴られています。

「自分を律せないのに、他人を律せるのか」

「謙虚さは魔除けだ」

「尽くすから尽くされる」

「感謝の心は徳に向かっていく」

「思いが仕組みになっていく」

「去年と同じことをしていて、
生きているかいがあるのか」。

そこには一人の人間として苦悶し、
葛藤する中で、その経験や実践を哲学にまで
昇華させていった名経営者の知られざる一面、
著者でしか知り得なかった実像が 克明に記されています。
同じく名経営者の永守重信氏も

「尊敬する稲盛さんの言葉が
いまここに聞こえてくるかのようだった」

と推薦の言葉を寄せる一冊。

まさに仕事と人生の教科書となる好著です。

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